スポーツイベントへのプレゼンス それは創造と調和そして限りない情熱
大会を静かに魅了するれがDts'sのプレゼンス

ダッツ計測システム「ディスタイム」は、現在世界30ケ国のランニング大会を中心にマラソン・ロードレース、EKIDEN、サイクルロードレース、トライアスロン、スキー大会などで採用実績を持つフランス「DAG System」の計測ハードウエアに「DAG System」の全面的な協力の中で弊社が全てのソフトウエア100%を日本の各種大会用に自社開発し作り上げたシステムです。

いわゆる受付のエントリーより、告知ポスターや大会プログラム、会場設営、レース記録自動計測システム、会場内外での速報情報、リザルト発行、記録証や参加賞・記念品の作成なども可能です。

「ディスタイム」は瞬時に正確な公認記録が計測できる、当社独自の記録計時システムです。1秒間に50IDの読み取りが可能で、計測タイムは100分の1で記録されます。

DAG(ディスタイムのゼッケンに装着するチップ)自動計測システムは高感度・高応答の非接触型ICタグによる自動計測で全ランナーの種目別成績一覧表・記録証・賞状をリアルタイムに印刷します。DAGは胸ゼッケンの裏に装着されるトルソー方式です。

またDAGは、後方のランナーがスタート地点を通過するのに数十分かかるネットタイムや5キロ、10キロなどのスプリットタイムの計測が可能です。もちろん駅伝大会における区間記録および通過記録でも運用可能です。

またDAG SystemのハードウェアとDts'sのソフトウェアの最大の特徴でもあるスペックはその速報性です、計測された個人データは0.5秒(会場の環境で若干の差異はあります)以内で、本部・アナウンス・記録部のモニターに表示され、インターネット網を使用してWeb・携帯へ速報送信されます。

エントリーから事後処理まで大会のトータルコーディネートをサポートします。

なぜこのような一元化と内政化が可能かと申しますと、本来弊社は一般印刷業とコンピュータシステム業、そしてスポーツ施設イベント業のそれぞれの分野から創業した背景があり、更にスタッフは陸上競技の経験者や数多くの陸上競技大会の運営に関わった者で構成されております。

エントリー準備からナンバーカードの作成発行、前日・大会当日そしてリザルトや次大会告知など、あらゆる媒体をハンドリングする事が可能ですので、主催側の意図やサポートについて満足頂けるものを提供していくことができると思います。

 以下ではDsTime(ディスタイム)の基幹システムとオプショナリーを含めたフローの紹介をさせて頂きます。

下記の全てのソフト群はその役割ごとに個別に動作すると同時に基幹データベースはDsTime BASE(ディスタイムベース)に集約管理されています。
またDsTime BASEはバックアップを持っており不測の事態に備えデュアル化されております。

1 DsTime DBSetUpper(ディスタイム データベースセットアッパー)

DsTime DBSetUpperはエントリーされる選手・競技者データを一括管理します。
DsTime EventManager上のデータはもちろんのこと、他アプリケーションデータ・TXTデータ・CSVデータ・MDBデータ他、データの読み込み(インポート)も自在です。

2 DsTime EventManager(ディスタイム イベントマネージャー)

大会受付のエントリー作業用のアプリケーションです。
事前告知から申し込みエントリー受付、個人・団体への出場の確認、ナンバーカードの決定と通達、また大会後は基幹システムよりデータを読み込み記録等結果の郵送やお知らせも致します。

3 DsTime DtagSeter(ディスタイム Dタグセッター)

実際の大会での出場確定による(エントリーとナンバーカード)DAGへの情報の書き込みを行います。

4 DsTime RealTimeEditer(ディスタイム リアルタイムエディタ)

確定後の変更・欠場、駅伝などでのオーダー変更など前日や当日に、DsTime RealTimeEditerで変更を行います。
只でさえ煩雑になる大会前、このエディタは画面構成をとてもわかり易く構成してあり、また他ソフトと連動しながらも単独でのアプリケーションであるため運営の大きな補助ソフトになります。

5 DsTime Starter(ディスタイム スターター)

スタートピストルに連動し基幹データベースにレースの始まりを告げます。

6 DAG System Black box(ダグシステムブラックボックス)

計測ゲートを通過したDAG(装着した選手)の情報はDAG System Black boxに送られDsTime BASE(ディスタイムベース)上で処理されます。

7 DsTime Speed Web(ディスタイム スピードウエブ)

記録・順位情報の配信を目的としたアプリケーションです。記録はされても短時間に必要な情報を必要な媒体で適正に配信されなければ意味がありません。
例えば駅伝大会の場合、各区間ごとの情報を瞬時に大会本部・アナウンス・記録室などに配信し、会場内のサービスモニターや大型LEDモニターに、更に携帯電話やWebサイトに速報として配信されます。

8 DsTime Reporter(ディスタイム リポーター)

大会時に必要な帳票を出力します。ラップ表・総合成績表・気象情報・表彰状・区間賞・記録証、また会場掲示用の大型プリントなど大会内容や規模に応じて対応する事が可能です。DsTime Speed Webと同様カスタマイズが可能です。

A GPSタイマー

ディスタイムのタイマーはGPS*によって制御されています。
メインタイマーの設定および複数の計測ポイントでの時間の制御にはGPSを使用しています。
このことにより、現在時刻はもちろんのこと、スタート時刻、時間変更、複数ポイントでのラップタイムの誤差はほぼありません。

※GPSとはGlobal Positioning System(グローバル ポジショニング システム)の略です。
これは、アメリカの国防総省で開発・運用されているシステムで24個の人工衛星から発信されている電波を受信することにより、世界中で時間・現在地や高度を測定できるシステムです。
測位は、衛星から送られてくる、軌道情報(アルマナック)や原子時計による正確な時刻データ等を受信して、衛星の電波が受信機に届くまでの時間を計ることにより行っています。

B DsTime Weather(ディスタイム ウエザー)

気象情報を把握し大会会場の気象データを基幹システム「DsTime BASE」に送信し各帳票に出力します。

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